古江
新字旧仮名 約1,475字・読了目安3分
一 一人の女が鍋を洗つて居る。其れは石崖の裾から半身を現はしたのである。其の鍋を洗つてゐる水の波紋が起る。無花果の樹が蔽ひかぶさるやうに延びてゐる。其の波紋が静まると思ふと、又別の波紋が遥か向うの別の無花果の樹の蔭から起る。 向うに立つて居…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 2012-11-14 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「日本の名随筆33 水」作品社 |
| 入力 | 川山隆 |
| 校正 | 斎藤漁火 |
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