高浜 虚子

椿子物語

新字旧仮名 約9,595字・読了目安19分

この作品を読む Amazonで探す

上 私は鎌倉の俳小屋の椅子に腰をかけて庭を眺めてゐた。 俳小屋といふのは私の書斎の名前である。もとは子供の部屋であつて、小諸に疎開して居る時分は物置になつてゐて、ろくに掃除もせず、乱雑に物を置いたまゝになつてゐた。三年越しに小諸から帰つて来…

作品情報

初出「中央公論」中央公論社、1951(昭和26)年6月
分類NDC 911 914
公開日2017-04-08
最終更新2017-03-19
底本 「近代浪漫派文庫 7 正岡子規 高浜虚子」新学社
入力門田裕志
校正高瀬竜一

高浜 虚子の他の作品

高浜 虚子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。