長沢 佑

貧農のうたえる詩

新字新仮名 約654字・読了目安1分

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春―― 三月―― 薄氷をくだいて おらあ田んぼを打った めっぽー冷こい水だ 足が紫色に死んで居やがる 今日は初田打 晩には一杯飲めるべーと気付いたので おらあ勇気を出した ベッー‼ 手に唾をひっかけて鍬の柄をにぎった だがやっぱりだめ 手が…

作品情報

初出「戦旗」1929(昭和4)年10月号
分類NDC 911
公開日2016-01-17
最終更新2015-12-24
底本 「日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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