森川 義信

虚しい街

新字旧仮名 約481字・読了目安1分

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白亜の立体も ひたむきな断面も せつない暗さの底へ沈みつつ 沈みつつ 翳に埋れ 影に支へられ その階段はどこへ果ててゐるのか はかなさに立ちあがり いくたび踏んでみたことだらう 煙のある窓ちかく 自ら扉はひらき そこに立ち去る気配もなかつた…

作品情報

初出「詩集」1941(昭和16)年7月
分類NDC 911
公開日2018-08-09
最終更新2018-07-27
底本 「増補 森川義信詩集」国文社
入力坂本真一
校正フクポー

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