大倉 燁子

青い風呂敷包

新字新仮名 約13,835字・読了目安28分

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ゴリラ 江川初子がカフェー・ドラゴンからアパートへ帰ったのはかれこれ朝の五時頃であった。 彼女はハンド・バッグから室の合鍵を出し、扉を開けると、冷めたい朝風がサッと顔を撫でた、オヤと思って見ると往来に面した窓が開放しになっている。 たしかに…

作品情報

初出「キング 一三巻四号」1937(昭和12)年4月
分類NDC 913
公開日2012-12-10
最終更新2014-09-16
底本 「大倉燁子探偵小説選」論創社
入力kompass
校正門田裕志

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