大倉 燁子

心霊の抱く金塊

新字新仮名 約2,333字・読了目安5分

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(上) ツイ二三日前のこと、私達は赤い丸卓子を囲んで昂奮に汗ばんだ顔を並べ、心霊学者深井博士の話を、熱心に聞いていた。もう秋だというのに恐ろしく蒸し暑い晩だ。 「金塊はたしかにあった。この眼で見てきたのだから間違いはない、価格はまず五億万円…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1935(昭和10)年9月23~24日
分類NDC 913
公開日2013-02-06
最終更新2014-09-16
底本 「大倉燁子探偵小説選」論創社
入力kompass
校正門田裕志

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