大倉 燁子

機密の魅惑

新字新仮名 約18,670字・読了目安37分

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1 「ある夫人――それは私の旧友なのですが――からこうした手紙を度々受取らなかったら、恐らくこの事件には携らなかったろうと思います」 S夫人は一束の手紙の中から一つを抜き出して渡してくれた。それは藤色のレター紙に細かく書かれたものであった。…

作品情報

初出「踊る影絵」柳香書院、1935(昭和10)年2月
分類NDC 913
公開日2012-12-28
最終更新2014-09-16
底本 「大倉燁子探偵小説選」論創社
入力kompass
校正門田裕志

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