大倉 燁子

鉄の処女

新字新仮名 約21,092字・読了目安42分

この作品を読む Amazonで探す

1 寒い日の午後だった。 私は河風に吹かれながら吾妻橋を渡って、雷門の方へ向って急ぎ足に歩いていた。と、突然後からコートの背中を突つくものがあるので、吃驚して振り返って見ると、見知らない一人の青年が笑いながら立っていた。背の高い、細長い体に…

作品情報

初出「踊る影絵」柳香書院、1935(昭和10)年2月
分類NDC 913
公開日2013-02-11
最終更新2014-09-16
底本 「大倉燁子探偵小説選」論創社
入力kompass
校正門田裕志

大倉 燁子の他の作品

大倉 燁子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。