大倉 燁子

むかでの跫音

新字新仮名 約11,881字・読了目安24分

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1 福知山から三田行に乗り換えた時には、もう汽車の中にまで夕闇が迫っていた。 園部の新生寺の住職――それは亡夫の伯父なのだ――が急死したという電報を受取ると直ぐ東京から馳けつけて来て、この三日間というもの、通夜だ、葬式だ、とおちおち眠る暇も…

作品情報

初出「殺人流線型」柳香書院、1935(昭和10)年
分類NDC 913
公開日2013-02-06
最終更新2014-09-16
底本 「大倉燁子探偵小説選」論創社
入力kompass
校正門田裕志

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