大倉 燁子

美人鷹匠

新字新仮名 約13,043字・読了目安26分

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九年前の出来事 小夜子は夫松波博士の出勤を見送って茶の間に戻ると、一通の封書を受取った。裏にはただ牛込区富久町とだけ書いてある。職業柄、こうした差出人の手紙は決して珍らしいことではないが、これは優しい女文字でしかも名前がない、彼女は好奇心に…

作品情報

初出「婦人倶楽部 一八巻九号」1937(昭和12年)7月増刊号
分類NDC 913
公開日2012-12-19
最終更新2014-09-16
底本 「大倉燁子探偵小説選」論創社
入力kompass
校正門田裕志

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