末吉 安持

坂

新字旧仮名 約295字・読了目安1分

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神無月、日は淡々と 夕ぐれの雲ににほへば、 眼路ひくき彼方に薄れ あはれなる遠樹ぞ見ゆる。 畦をゆく斑の牛と 黄牛は声も慵く、 今は皆刑の場に 皮剥がれ紅く伏しなむ、 かく思ひ定めし如く とぼとぼと霧にまぎれぬ。 素枯野のあなた、沼尻の、 …

作品情報

分類NDC 911
公開日2018-06-30
最終更新2018-05-27
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正フクポー

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