野村 胡堂

銭形平次捕物控

035 傀儡名臣

旧字旧仮名 約17,408字・読了目安35分

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一 「親分、手紙が參りました」 「どれ/\、これは良い手だ。が、餘程急いだと見える」 錢形平次は封を切つて讀み下しました。初冬の夕陽が這ひ寄る縁側、今までガラツ八の八五郎を相手に、將棋の詰手を考へて居る――と言つた、泰平無事な日だつたのです…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1934(昭和9)年12月号
分類NDC 913
公開日2014-03-06
最終更新2014-09-16
底本 「錢形平次捕物全集第八卷 地獄から來た男」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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