野村 胡堂

銭形平次捕物控

180 罠

旧字旧仮名 約11,367字・読了目安23分

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一 「こいつは驚くぜ、親分」 ガラツ八の八五郎は、相變らず素頓狂な聲を出し乍ら飛込んで來ました。急に春らしくなつて、櫻の蕾がふくらみさうなある日の午頃のことです。 「驚くよ、八五郎が馬を曳いて來たつて、暮れ以來お手許不如意で、兩と纒まつた金…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1948(昭和23)年3月号
分類NDC 913
公開日2016-07-03
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第十九卷 神隱し」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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