野村 胡堂

銭形平次捕物控

318 敵の娘

旧字旧仮名 約14,000字・読了目安28分

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一 「ね、お前さん」 女房のお靜は、いつにもなく、突きつめた顏をして、茶の間に入つて來るのでした。梅二月のある日、南陽が一パイに射す椽側に、平次は日向煙草の煙の棚引く中に、相變らず八五郎と、腹にもたまらない無駄話の一刻を過して居るのでした。…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1954(昭和29)年3月号
分類NDC 913
公開日2017-01-29
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第三十四卷 江戸の夜光石」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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