山之口 貘

声をあげて泣く

――私の処女出版

新字新仮名 約381字・読了目安1分

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かつて、「むらさき」という雑誌があった。国文学の関係の雑誌で、時々、ぼくの詩を載せてくれたが、編集長の小笹功氏のあっせんで、昭和十三年の八月に、詩集『思弁の苑』を出した。発行所は、むらさき出版部で、神田の巌松堂書店のなかにあった。詩集の巻頭…

作品情報

初出「東京新聞」1954(昭和29)年12月27日
分類NDC 914
公開日2014-01-24
最終更新2014-09-16
底本 「山之口貘詩文集」講談社文芸文庫、講談社
入力kompass
校正門田裕志

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