山之口 貘

質札

新字新仮名 約1,510字・読了目安3分

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たまに、知らない人から手紙をもらったりすることがあるので、またかとおもって封を切ってみると、なかから出たのは「流質物御通知」なのであった。 「なにひとつ買って着せることも出来ないくせに、流れたらどうするんです。」と女房がいった。むろんぼくだ…

作品情報

初出「時事新報」1954(昭和29)年12月25日
公開日2023-09-11
最終更新2023-09-06
底本 「日本の名随筆 別巻18 質屋」作品社
入力浦山敦子
校正noriko saito

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