山之口 貘

梯梧の花

新字新仮名 約2,391字・読了目安5分

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ぼくが、まだ、おっぱいをのんでいたころのある日のことである。母のおっぱいに吸いついたのであったが、すぐに、おっぱいを突っ放して、ぼくは泣き出してしまった。ぼくのことを離乳させるために、母がその乳首のところに唐辛をつけてあったからなのである。…

作品情報

分類NDC 914
公開日2014-09-14
最終更新2014-09-16
底本 「花の名随筆5 五月の花」作品社
入力門田裕志
校正noriko saito

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