山之口 貘

夏向きの一夜

新字新仮名 約1,954字・読了目安4分

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争えないもので、顔までがいつのまにやらそういう顔つきになってしまったのであろう。夜は云うまでもないが、昼間でも、街を歩いていると、ぼくはよくおまわりさんから誰何されたのである。それはしかし、顔つきばかりのことではなく風体からしてそもそもぼく…

作品情報

初出「東京労働新聞」1950(昭和25)年8月10日
分類NDC 914
公開日2014-02-05
最終更新2014-09-16
底本 「山之口貘詩文集」講談社文芸文庫、講談社
入力kompass
校正門田裕志

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