徳田 秋声

二人の病人

新字旧仮名 約4,824字・読了目安10分

この作品を読む Amazonで探す

昨夜も散歩の帰りに、好子は子供のことで少しばかり融に訴へるところがあつた。訴へるといつても、それは愚痴とか不満とかいふやうな種類のものでは決してなかつた。たゞ融の亡妻の遺した丸子と、好子自身の子の百合子とに対する彼女の平等な母性愛を基調とし…

作品情報

初出「不同調 第三巻第一号」1926(大正15)年7月1日
分類NDC 913
公開日2021-12-23
最終更新2021-11-27
底本 「徳田秋聲全集 第15巻」八木書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正きりんの手紙

徳田 秋声の他の作品

徳田 秋声の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。