徳田 秋声

水ぎわの家

新字旧仮名 約5,932字・読了目安12分

この作品を読む Amazonで探す

その時彼はちようど二人の女と差向ひにすわつてゐた。一人はその家の主婦で、一人は一流の花柳界にゐる女であつた。 そこは彼が時々息安めに行くところであつた。何の意味がある訳でもなかつた。生活の対象とか何とかいふ種類のものでは無論なかつた。緊張し…

作品情報

初出「中央公論 第四十二年第三号」1927(昭和2)年3月1日
分類NDC 913
公開日2019-02-01
最終更新2019-01-29
底本 「徳田秋聲全集第16巻」八木書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正久世名取

徳田 秋声の他の作品

徳田 秋声の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。