堀 辰雄

あひびき

旧字旧仮名 約2,428字・読了目安5分

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……一つの小徑が生ひ茂つた花と草とに掩はれて殆ど消えさうになつてゐたが、それでもどうやら僅かにその跡らしいものだけを殘して、曲りながらその空家へと人を導くのである。もう人が住まなくなつてから餘程になるのかも知れぬ。それまで西洋人の住まつてゐ…

作品情報

初出「文科 第参輯」春陽堂、1931(昭和6)年12月25日
分類NDC 913
公開日2012-11-23
最終更新2014-09-16
底本 「堀辰雄作品集第一卷」筑摩書房
入力大沢たかお
校正岡村和彦

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