室生 犀星

神のない子

旧字旧仮名 約11,389字・読了目安23分

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ミツは雨戸に鍵をかけて出かけたが、その前に勘三も仕事に出かけた。 あん子は晝まで表に出て、土橋の石に日の當る光の加減を見て、母親が食事の用意に歸つて來るすがたを、町端れから、町の方に眺めた。ミツは雨戸を開けあん子に飯を食べさせ、自分も食べ、…

作品情報

初出「文藝春秋」文藝春秋新社、1961(昭和36)年10月1日
分類NDC 913
公開日2021-03-26
最終更新2021-02-26
底本 「はるあはれ」中央公論社
入力磯貝まこと
校正岡村和彦

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