室生 犀星

帆の世界

旧字旧仮名 約14,257字・読了目安29分

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私は女の裸體といふものをつねに怖れた。これは私のまはりに何時も不意に現はれては、わづかな時間のあひだに或ひは消え、そして見えなくなつた。その後で私はその怖れと驚きについて、詳しくどこがこのやうに私といふ人間を次第にこしらへ直すかをしらべた。…

作品情報

初出「小説新潮」1960(昭和35)年12月1日
分類NDC 913
公開日2021-01-16
最終更新2020-12-27
底本 「はるあはれ」中央公論社
入力磯貝まこと
校正岡村和彦

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