樋口 一葉

たま襻

旧字旧仮名 約18,152字・読了目安36分

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上の一 をかしかるべき世を空蝉のと捨て物にして今歳十九年、天のなせる麗質、をしや埋木の春またぬ身に、青柳いと子と名のみ聞ても姿しのばるゝ優しの人品、それも其筈昔しをくれば系圖の卷のこと長けれど、徳川の流れ末つかた波まだ立たぬ江戸時代に、御用…

作品情報

初出「武蔵野 第二編」今古堂、1892(明治25)年4月17日
分類NDC 913
公開日2019-03-25
最終更新2025-06-25
底本 「武蔵野 第二編」今古堂
入力万波通彦
校正Juki

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