樋口 一葉

十三夜

旧字旧仮名 約13,427字・読了目安27分

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上 例は威勢よき黒ぬり車の、それ門に音が止まつた娘ではないかと兩親に出迎はれつる物を、今宵は辻より飛のりの車さへ歸して悄然と格子戸の外に立てば、家内には父親が相かはらずの高聲、いはゞ私も福人の一人、いづれも柔順しい子供を持つて育てるに手は懸…

作品情報

初出「文藝倶樂部 閨秀小説號」博文館、1895(明治28)年12月10日
分類NDC 913
公開日1997-10-15
最終更新2014-09-17
底本 「日本現代文學全集 10 樋口一葉集」講談社
入力青空文庫
校正小林繁雄、米田進

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