樋口 一葉

ゆく雲

旧字旧仮名 約9,680字・読了目安19分

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上 酒折の宮、山梨の岡、鹽山、裂石、さし手の名も都人の耳に聞きなれぬは、小佛さゝ子の難處を越して猿橋のながれに眩めき、鶴瀬、駒飼見るほどの里もなきに、勝沼の町とても東京にての場末ぞかし、甲府は流石に大厦高樓、躑躅が崎の城跡など見る處のありと…

作品情報

分類NDC 913
公開日1997-10-15
最終更新2014-09-17
底本 「日本現代文學全集 10 樋口一葉集」講談社
入力青空文庫
校正小林繁雄、米田進

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