うつせみ
旧字旧仮名 約8,512字・読了目安17分
(一) 家の間數は三疊敷の玄關までを入れて五間、手狹なれども北南吹とほしの風入りよく、庭は廣々として植込の木立も茂ければ、夏の住居にうつてつけと見えて、場處も小石川の植物園にちかく物靜なれば、少しの不便を疵にして他には申旨のなき貸家ありけり…
作品情報
| 初出 | 「讀賣新聞」1895(明治28)年8月27~31日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 1997-10-15 |
| 最終更新 | 2016-09-06 |
| 底本 | 「日本現代文學全集 10 樋口一葉集」講談社 |
| 入力 | 青空文庫 |
| 校正 | 小林繁雄、米田進 |
樋口 一葉の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。