樋口 一葉

うらむらさき

旧字旧仮名 約5,289字・読了目安11分

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上 夕暮の店先に郵便脚夫が投込んで行きし女文字の書状一通、炬燵の間の洋燈のかげに讀んで、くる/\と帶の間へ卷收むれば起居に心の配られて物案じなる事一通りならず、おのづと色に見えて、結構人の旦那どの、何うぞしたかとお問ひのかゝるに、いえ、格別…

作品情報

初出「新文壇 二號」1896(明治29)年2月5日
分類NDC 913
公開日2014-11-29
最終更新2014-10-23
底本 「樋口一葉全集第二卷」新世社
入力万波通彦
校正岡村和彦

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