樋口 一葉

五月雨

旧字旧仮名 約21,615字・読了目安43分

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(一) 池に咲く菖蒲かきつばたの鏡に映る花二本ゆかりの色の薄むらさきか濃むらさきならぬ白元結きつて放せし文金の高髷も好みは同じ丈長の櫻もやう淡泊として色を含む姿に高下なく心に隔てなく墻にせめぐ同胞はづかしきまで思へば思はるゝ水と魚の君さま無…

作品情報

初出「武蔵野 第三編」今古堂、1892(明治25)年7月23日
分類NDC 913
公開日2020-05-02
最終更新2020-04-28
底本 「武蔵野 第三編」今古堂
入力万波通彦
校正Juki

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