野村 胡堂

銭形平次捕物控

316 正月の香り

旧字旧仮名 約15,653字・読了目安31分

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一 八五郎は斯う言つた具合に、江戸の町々から、あらゆる噂話を掻き集めるのでした。その噂のうちには、極めて稀に、面白い局面を展開するものがあり、中にはまた驚天動地的な大椿事の端緒になるのもないではありませんが、十中八九は、――いや九十何パーセ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1954(昭和29)年1月号
分類NDC 913
公開日2017-01-04
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第三十三卷 花吹雪」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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