野村 胡堂

銭形平次捕物控

322 死の秘薬

旧字旧仮名 約12,697字・読了目安25分

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一 「親分、長生きをしたくはありませんか」 八五郎がまた、途方もないことを言ふのです。 晴れあがつた五月の空、明神下のお長屋にも、爽やかな薫風が吹いて來るのです。 「へエ、よく/\死に度い人間は別だが、大抵の者は長生きをし度いと思つてゐるよ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1954(昭和29)年7月号
分類NDC 913
公開日2017-02-11
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第三十四卷 江戸の夜光石」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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