中原 中也

夜汽車の食堂

新字旧仮名 約909字・読了目安2分

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雪の野原の中に、一条のレールがあつて、そのレールのずつと地平線に見えなくなるあたりの空に、大きなお月様がポツカリと出てゐました。レールの片側には、真ッ黒に火で焦がされた、太い木杭が立ち並んでゐて、レールを慰めてゐるやうなのでありました。 そ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2015-03-26
最終更新2015-02-17
底本 「新編中原中也全集 第四巻 評論・小説」角川書店
入力村松洋一
校正noriko saito

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