室生 犀星

芥川の原稿

新字新仮名 約2,160字・読了目安4分

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まだそんなに親しい方ではなく、多分三度目くらいに訪ねた或日、芥川の書斎には先客があった。先客はどこかの雑誌の記者らしく、芥川に原稿の強要をしていたのだが、芥川は中央公論にも書かなければならないし、それにも未だ手を付けていないといって強固に断…

作品情報

初出「図書」岩波書店、1954(昭和29)年11月
分類NDC 914
公開日2013-07-29
最終更新2014-09-16
底本 「エッセイの贈りもの 1」岩波書店
入力川山隆
校正岡村和彦

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