野村 胡堂

銭形平次捕物控

057 死の矢文

新字新仮名 約13,364字・読了目安27分

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一 相模屋の若旦那新助は二十一、古い形容ですが、日本橋業平といわれる好い男のくせに、去年あたりからすっかり、大弓に凝ってしまって、大久保の寮に泊り込みのまま、庭の垜で一日暮すことの方が多くなりました。 主人の喜兵衛はそればかり心配して、親類…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1936(昭和11)年11月号
分類NDC 913
公開日2018-10-23
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(三)酒屋火事」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

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