永井 荷風

冬の夜がたり

新字旧仮名 約6,154字・読了目安12分

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何歳ごろの事であつたか、はつきりとは思返すことができないのであるが、然し其時の記憶は半世紀あまりを過ぎた今日に至るまで、かすかながら心の奥に残されてゐる。 それは夏でもなければ冬でもなかつたらしい。とすれば、春も暮行くころか、さらずば秋も酣…

作品情報

初出「來訪者」筑摩書房、1946(昭和21)年9月5日第1刷
分類NDC 913
公開日2020-12-24
最終更新2020-11-27
底本 「荷風全集 第十八巻」岩波書店
入力H.YAM
校正きりんの手紙

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