室生 犀星

荻吹く歌

新字新仮名 約11,830字・読了目安24分

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あしからじとてこそ人の別れけめ 何かなにはの浦はすみうき 大和物語 寝についてもいうことは何時もただ一つ、京にのぼり宮仕して一身を立てなおすことであった。練色の綾の袿を取り出しては撫でさすり畳み返し、そしてまたのべて見たりして、そのさきの宮…

作品情報

初出「婦人之友」1940(昭和15)年11月号
分類NDC 913
公開日2014-08-12
最終更新2014-09-16
底本 「犀星王朝小品集」岩波文庫、岩波書店
入力日根敏晶
校正門田裕志

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