有島 武郎

フランセスの顔

新字新仮名 約13,090字・読了目安26分

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たけなわな秋のある一夜。 光の綾を織り出した星々の地色は、底光りのする大空の紺青だった。その大空は地の果てから地の果てにまで広がっていた[#「広がっていた」は底本では「拡がっていた」]。 淋しく枯れ渡った一叢の黄金色の玉蜀黍[#「玉蜀黍」は…

作品情報

初出「新家庭 第一巻第一号」玄文社、1916(大正5)年3月1日
分類NDC 913
公開日2019-03-04
最終更新2019-02-22
底本 「生まれ出づる悩み」角川文庫、角川書店
入力呑天
校正えにしだ

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