木暮 理太郎

初旅の大菩薩連嶺

新字新仮名 約10,016字・読了目安20分

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一 大正七年の秋の末に初めて黒岳山から大菩薩峠に至る大菩薩山脈の主要部を縦走した時の山旅は、おかしい程故障が多かった。これは余り暢気に構えて必要の調査を怠ったり、地図を信用し過ぎたり、又はそれを無視したりした結果でもあったが、どういう訳か其…

作品情報

初出「霧の旅」1933(昭和8)年5月
分類NDC 291 786
公開日2015-02-07
最終更新2015-01-28
底本 「山の憶い出 下」平凡社ライブラリー、平凡社
入力栗原晶子
校正雪森

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