吉川 英治

新書太閤記

09 第九分冊

新字新仮名 約206,637字・読了目安413分

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偽和 越前はもう積雪の国だった。 雪となり出すと、明けても雪霏々、暮れても雪霏々、心を放つ窓もない。 が、北ノ庄の城廓は、この冬、いつもの年よりは、何か、あたたかいものがあった。 お市の方と、連れ子の三人の姫たちが、本丸に近い一廓に住みはじ…

作品情報

初出太閤記「読売新聞」1939(昭和14)年1月1日~1945(昭和20)年8月23日<br>続太閤記「中京新聞」他複数の地方紙1949(昭和24)年
分類NDC 913
公開日2016-05-01
最終更新2016-09-18
底本 「新書太閤記(九)」吉川英治歴史時代文庫、講談社
入力門田裕志
校正トレンドイースト

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