中 勘助

島守

新字新仮名 約19,254字・読了目安39分

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これは芙蓉の花の形をしてるという湖のそのひとつの花びらのなかにある住む人もない小島である。この山国の湖には夏がすぎてからはほとんど日として嵐の吹かぬことがない。そうしてすこしの遮るものもない島はそのうえに鬱蒼と生い繁った大木、それらの根に培…

作品情報

初出「犬 附島守」岩波書店、1924(大正13)年5月10日
分類NDC 915
公開日2016-01-01
最終更新2016-01-01
底本 「犬 他一篇」岩波文庫、岩波書店
入力kompass
校正酒井裕二

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