中 勘助

妹の死

新字新仮名 約9,052字・読了目安18分

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今から十八年前の秋、ひとりであの島ごもりをしてたときに私は九州へかたづいてる妹が重体だという思いがけない知らせをうけとった。私は涙をうかめたけれども島を出ようとはしなかった。そのときそんな気もちでいたのである。ところが妹の容態はその後いくら…

作品情報

分類NDC 914
公開日2017-11-26
最終更新2017-10-25
底本 「日本の名随筆99 哀」作品社
入力門田裕志
校正noriko saito

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