前田 夕暮

種紙の青む頃

新字新仮名 約1,469字・読了目安3分

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私は学校から帰るや否や、包みをそこに放り出しておいて、勝手元に駈けあがり、板の間にお膳を持ち出して、おおきな茶碗をかかえるようにしながら、飯櫃から冷たい飯を手盛りにしては、湯をかけて、さらさらと流し込むのである。二杯ばかりはいつか知らぬまに…

作品情報

分類NDC 914
公開日2014-11-23
最終更新2014-10-13
底本 「日本の名随筆17 春」作品社
入力M.M.
校正川山隆

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