前田 夕暮

風波の日

新字旧仮名 約996字・読了目安2分

この作品を読む Amazonで探す

今朝、伊東特有の西風が天城から激しく吹き颪して、海には風波が一面に立つてゐる。その風波の海を隔てた遥か東北の方向に、大山丹沢の連山がほの赤く日に温められて、煙波の間に縹渺としてゐる。 浜に出してみると、風が蓬々として海の方へ吹いてゐる。帽子…

作品情報

公開日2024-04-20
最終更新2024-04-16
底本 「日本の名随筆37 風」作品社
入力浦山敦子
校正noriko saito

前田 夕暮の他の作品

前田 夕暮の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。