木暮 理太郎

鹿の印象

新字新仮名 約3,761字・読了目安8分

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大井川奥の田代から入って三伏峠まで、十数日に亙る南アルプスの縦走を企てたことがある。大正三年の夏で、その二年前に友の一人が初めてこの山行を試み、雨の為に散々に悩まされた話を聞いていた。それで是非とも其時の案内人夫を伴い度く思ったのであるが、…

作品情報

初出「文藝春秋」1935(昭和10)年8月
分類NDC 786
公開日2015-12-17
最終更新2020-02-05
底本 「山の憶い出 下  」平凡社ライブラリー、平凡社
入力栗原晶子
校正雪森

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