野村 胡堂

銭形平次捕物控

237 毒酒薬酒

新字新仮名 約25,603字・読了目安51分

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【第一回】 一 運座の帰り、吾妻屋永左衛門は、お弓町の淋しい通りを本郷三丁目の自分の家へ急いで居りました。 八朔の宵から豪雨になって亥刻(十時)近い頃は漸く小止みになりましたが、店から届けてくれた呉絽の雨合羽は内側に汗を掻いて着重りのするよ…

作品情報

初出「サンデー毎日」毎日新聞社、1950(昭和25)年7月23日号~8月6日号
分類NDC 913
公開日2017-06-26
最終更新2017-05-31
底本 「銭形平次捕物控 鬼の面」毎日新聞社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

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