林 芙美子

ボルネオ ダイヤ

旧字旧仮名 約12,521字・読了目安25分

この作品を読む Amazonで探す

暗い水のほとりで蝋燭の燈が光つてゐる。ほんのさつき、最後の夕映が、遠く刷き消されていつたとおもふと、水の上を一日ぢゆう漂うてゐた布袋草も靜かに何處かの水邊で、今夜の宿りに停つてしまふに違ひない……。漕ぎ出てゐる小舟の楫の音がいやにはつきりと…

作品情報

分類NDC 913
公開日2017-02-10
最終更新2017-01-12
底本 「林芙美子全集 第六巻」文泉堂出版
入力しんじ
校正阿部哲也

林 芙美子の他の作品

林 芙美子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。