江戸川 乱歩

鬼

新字新仮名 約31,686字・読了目安63分

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生腕 探偵小説家の殿村昌一は、その夏、郷里長野県のS村へ帰省していた。 S村は四方を山にとざされ、殆ど段畑ばかりで暮しを立てている様な、淋しい寒村であったが、その陰鬱な空気が、探偵小説家を喜ばせた。 平地に比べて、日中が半分程しかなかった。…

作品情報

初出「キング」大日本雄弁会講談社、1931(昭和6)年11月、1932(昭和7)年1月~2月
分類NDC 913
公開日2020-10-21
最終更新2020-09-28
底本 「江戸川乱歩全集 第8巻 目羅博士の不思議な犯罪」光文社文庫、光文社
入力金城学院大学 電子書籍制作
校正入江幹夫

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