江戸川 乱歩

目羅博士の不思議な犯罪

新字新仮名 約16,405字・読了目安33分

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一 私は探偵小説の筋を考える為に、方々をぶらつくことがあるが、東京を離れない場合は、大抵行先が極っている。浅草公園、花やしき、上野の博物館、同じく動物園、隅田川の乗合蒸汽、両国の国技館。(あの丸屋根が往年のパノラマ館を聯想させ、私をひきつけ…

作品情報

初出「文藝倶楽部 探偵小説と滑稽小説号」博文館、1931(昭和6)年4月増刊
分類NDC 913
公開日2019-11-12
最終更新2019-10-28
底本 「江戸川乱歩全集 第8巻 目羅博士の不思議な犯罪」光文社文庫、光文社
入力金城学院大学 電子書籍制作
校正まつもこ

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