山本 周五郎

雨の山吹

新字新仮名 約16,873字・読了目安34分

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一 母の病間をみまってから兄の部屋へゆくと、兄も寝床の上で医者と話していた。医者はすぐに帰り、兄は横になった。 「どうなさいました」 「ちょっと胃のぐあいが悪いんだ」兵庫は眉をしかめた、「――四五日よく眠れなかったところへ、いやな事が起こっ…

作品情報

初出「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1952(昭和27)年9月号
分類NDC 913
公開日2021-12-30
最終更新2021-11-27
底本 「山本周五郎全集第二十四巻 よじょう・わたくしです物語」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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