山本 周五郎

夜明けの辻

新字新仮名 約43,671字・読了目安87分

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一の一 功刀伊兵衛がはいって行ったとき、そこではもう講演が始っていた。 二十畳と十畳の部屋の襖を払って、ざっと四十人ばかりの聴講者が詰めかけていた……下座の隅に坐った伊兵衛は、側にあった火桶を脇のほうへ押しやりながら、静かに周囲を見廻した。…

作品情報

初出「新国民」1940(昭和15)年12月~1941(昭和16)年5月
分類NDC 913
公開日2020-08-16
最終更新2020-07-27
底本 「山本周五郎全集第一巻 夜明けの辻・新潮記」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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